トン── 「ほら、歩いて」 扉の前で立ち止まっていた私の背中は押され、その反動で1歩前に出る。 てかこの声… 「優人?」 「なに?ほら、早くおいで」 どうやら私の背中を押したのは優人らしい。 知り合いがいることに安心し、私は優人の後に続いて歩いた。 そして、近づいて分かったんだ。 私が、 「やぁ、久しぶりだね、那姫」 「来るの遅いんすけど」 「…」 誰に呼ばれたのか。 私は、とんでもない人達… この学園の王子様3人に呼び出しをくらったのだ。