幸せの先









“ありがとう。”





私はそう口パクで言うと、賢一さんは笑顔で頭を撫でてくれた。





「体調の方はどうだ?」



“もう大丈夫です”



「そうか。当分は入院することだし、しっかり休めよ。」



はい。と頷くと、賢一さんは立ち上がって冷蔵庫から何かを出してきた。