幸せの先






目が覚めると日が沈みかけていて、病室がオレンジ色に染まっていた。



「あみ、目覚めたか?」




横を見ると、優しい顔でこちらを見ている賢一さんがいた。





私は起き上がって、ベッドの横に置いてあるメモパットを取った。





“色々迷惑かけてごめんなさい。”





私はそう書いたメモパットと賢一さんに見せた。




「こういう時は、ごめんじゃなくてありがとうって言うんだよ。」