「んー……何だったっけ?」

「佐和さん? どうかしました?」

「何か忘れているような気がする……何だったっけ…………」


役員発表も終え、それぞれで雑談が始まり出した時。

佐和はそれ以外にも伝えるべき事があったんじゃないかと、頭をフル稼働させていた。

しかし幾ら頭の隅から隅まで探っても、それはなかなか出て来なかった。


「大事な事だった気がする……多分」

「え!? だったら早く思い出さなければいけませんね」


佐和の考える姿を見るだけで何も出来ないでいた咲は、校舎からとある言葉を受け取った。