「……むぅ」


翌日の昼休み。咲と里緒、そして自由登校でもやって来る佐和の3人は、

誰もいない特別科生徒会室で楽しくランチをする……はずだった。

そういうのも、里緒がやって来てからずっと不満そうな表情をしていたからである。


「里緒ちゃんどうしたの?」

「会長から一切の連絡が来なくなりました」

「あれ? 郁ちゃん、お土産置きに行くって言っていた気がしたけど……」

「ありましたよ? 生徒会室に。ご丁寧に置き手紙付きで」


携帯と睨めっこしている里緒は、郁人が自分へ連絡をよこさない事にイラ立ちを隠せずにいた。