どうしよう……。
美緒ちゃんたちの言う通りにしないと、友達をやめられてしまう。
私、クラスで一人ぼっちになっちゃうよ……。
不安と恐怖で涙目になるけど、その一方で、それがいいのかも……と反対のことを思う自分もいた。
だって私、いつまで経っても春町くんたちのグループに馴染めない。
初めは美緒ちゃんや由希奈ちゃんと同じようにしていたら、いつか私も同じように楽しんだり笑ったりできると思っていた。
みんなと私が違うと感じてしまうのは、溶け込むための努力が足りないせいだと思っていた。
でも……やっぱり私は、春町くんたちとは違うんだよ。
放課後一緒に遊んでいる時に感じるのは、早く帰って本を読みたいなという気持ち。
メイクした自分の顔にも茶髪にも未だに違和感を感じるし、校則違反をしていることや親を悲しませていることに、胸が痛い。
それに、結城くんの言葉に、大きく心が揺すぶられている。
『君らしい君に戻ってくれるなら、全てを話すよ……』
気になるの。とっても。
小さな頃の私と結城くんの物語が……。


