明日はきっと晴れるから




◇◇◇


期末テストが終わり10日が経ち、採点済み答案用紙と順位表が返ってきた。


私の成績は中の上。

要領が悪いのか、勉強のやり方がおかしいのか、頑張ったつもりでもいつもこのくらいに終わってしまう。


自分の席で順位表を見ながらため息をついていると、

「菜乃花ー、食べよー」

と声がかかった。


今はお昼休みに入ったところ。

お弁当を持ち、呼んでくれた美緒ちゃんたちの側にいく。


窓際の一角でいつものように何となく固まって5人でお昼を食べようとしていたら、

「楽人せんぱーい!」

と教室のドア付近から声がした。


声の方を見ると、1年生の女の子がふたり、笑顔で手を振っている。


すぐに春町くんが彼女たちの方に駆け寄って、何かを話してからこっちに戻ってきた。


「お昼誘われたから、行ってくるね。
裕也も行こ?」


「えー、めんどくさ……」


「そう言うなって。ほら、行くぞ」