もう一度…


『…よかった…。

じゃあ、ぼく…もうやすむね。

ずっとひとりでまってたんだ…
だれかにたすけてほしくて。


おねえちゃんがきてくれてよかった。


……ねえ。
ぼくのことしんじてくれるなら、
ひとつだけおしえてあげる。




はやくここからにげたほうがいいよ。
おおきな じしんがくるんだ。



どうぶつたちがはなしてた。

だれにもとめられないくらい
おおきいじしんだって。』