まぁ、とにかく家に帰らなきゃ。 もうこんな時間だし。 明日も仕事あるしね。 と、別のことを考えることにした。 ……だって朱里、怒ったら鬼のように怖いだもの。 それからまた数時間かけて家に戻った。 「ただいまー」 そう、誰もいない部屋に呟く。 何だかすごく淋しい。 帰ったら誰かがいるような生活って、何か憧れるな。 なんて、気付けば性に合わないことを考えていた。