朱里と夜を楽しんだ、約2週間後。



とうとうこの日がやってきた。


「…行ってきます」


と言い残して部屋を出る。



同窓会、誰が来るんだろうか。


そんな心配をしながら、マンションの下に降りて、駅へ歩き始めた。


今は夏真っ盛りで。

外はムシムシとしていて、おまけにとても暑い。