私がそう言うと。
「へ?お金……?
あぁ!莉茉にはまだ言ってなかったよね。
実は私、ここの店長と親戚なの。だからお金とか気にしないでいいからね?」
う、嘘……っつ!!!!
あまりの驚きにいまいち声が出にくくなったけれど。
「そ、そうなん、だ……。うん、わ、かった。ありがとう」
辛うじて返事は出来た。
「いいよ、だって柊ちゃん……あ、ここの店長ね。私にすっごく甘いんだもの」
柊ちゃんと呼ぶくらいの、
結構近い関係なんだろう。
「いいね、羨ましいよ。
でさ、朱里が言いたいことってコレ?じゃないよね?」
「ううん。違うよ、それはまた後で話すから」
「わかった」


