「初めまして。私、風上コーポレーションの営業部に勤めてます、坂木と申します。」 「同じく、加原です。」 まず向こうから自己紹介が始まり、最後に私の番が回ってきた。 「株式会社タグチに勤めてます、営業部の神崎です。よろしくお願いします。」 「それじゃあ自己紹介も終わったことだし、始めようか」 こうして私の長い夜が始まった。