エレベータから降りて、渚の部屋に向かう。
「ここ。結構眺めいいぞ」
「そうなの?後で見てもいい?」
「ああ、好きにしていいから」
そうして渚に続いて部屋にお邪魔すると。
「わぁ!広~い!!」
「物が少ない分余計にそう見えるんじゃねぇか?」
部屋を見渡せば、言うとおり必要なもの以外は置いていなかった。
「莉茉、そこら辺座ってて」
「うん、わかった」
渚に言われた通りにリビングにあったソファに座る。
しばらくそこに座っていると。
「あ、あったぞ。相馬の番号」
「ほんとに?ありがとう」
沙也加の電話番号を探してきてくれた。
これで繋がればいいんだけど……。


