渚と今日会うんだもの。
今まで朱里にたくさん相談してきたんだから、
ちゃんと朱里に言わなくちゃ。
そう心の中で思いつつ、仕事を進めていく。
でも、やってもやっても仕事は終わらなくて。
文字を入力しながら腕時計を見れば。
「え、もうお昼じゃん!」
時計の針は十二時十五分を指していた。
お昼休みは十二時から。
「ごめん、朱里!今から行こ!」
急いで朱里に話し掛ける。
「終わった?別に無理しなくていいよ?」
そうは言っても、今日は私も譲れない。
「ううん、だけど大丈夫。行こう?」
「……わかった」
半ば強引に朱里を食堂に連れ出す。


