そんなことを思いながら、三宅さんに言われた通りに向井コーポレーションの方をロビーで待つ。 するとすぐに声が掛けられた。 「すみません、向井コーポレーションから来ました」 何故か聞き覚えのある声がした。 振り返ると…… 「「えっ……」」 私がずっと会いたかった渚がいた。 向こうも驚いたようで。 「……莉、茉?」