「ねぇ、そういえばさ、朱里の方はどうなってるの?」
「え、え?何が?」
「坂井さんとのことに決まってるじゃないの」
「ま、まぁ」
明らかに動揺している朱里。
「その反応ってことは……。
朱里、もしかして結構いい感じなんじゃないの?」
そしてさらに追い詰めると。
「は、い……///」
「へぇ~。で?どんな感じなの?」
「今度…休日に会う約束しました……」
まさか、社会人になってから何の恋愛話も聞かなかった朱里からこんな話が聞けるなんて思っていなかったから、私たちはどんどん話が弾んでいって。
「えっ!!ヤバイよ!!」
「うそっ!急がなきゃ!!」
気がつけばもうそろそろ昼休みが終わる時間だった。
ここから会社までは歩いて20分。


