お面妖狐




ちょっと深く噛みすぎたかな?


多すぎ。





「びゃくや…さん…」





うっすらと目を細く開いた総司に微笑み、
ソッと総司の頬を両手で包みこみ、接吻をした。


そして、そのまま総司の頭をゆっくり下にすると、口にためた私の血が
ゆっくりと総司の口に流れこんでいく。

総司は驚いていたけど、
それを全て飲み込んだ。





ダダダダッ





「総司!!!…は??」


「…あ…えっと…」


「…邪魔したかな?」





はぁ。最悪。


ソッと総司から唇を離して呆然としているみんなを見る。





『…一馬?』


「ヒッ…!!!す、すいません…!!!
押さえきれませんでした…」


『…はぁぁぁ。どうするのさ。
もう誤魔化せれないよ』


「…はぃ…」





それに、私の格好も半狐だから錯覚とかでは誤魔化せれない。