お面妖狐





どうしよう…。これじゃあ、血が…。





「僕をつれてってくれますか?」


『え…』


「僕を白夜さんの母様と父様の所につれてってくれますか?」





総司を、母様と父様の所に?


うん。もう。それしかない。





『わかった』





急いで総司と外にでた。





『総司。乗って』


「?」




総司に背中を向けてそういった。


総司は不思議そうに私の背中につかまると私はまた、姿をさっきの姿に変えた。





「うわっ!!!」


『総司。きちんと捕まってて!落ちるから』


「は、はい!!」





落とさないように気を付けたいけど、それどころじゃないから。





「白夜!!!!」


「早く!!!!」





二人の所に戻ると、総司をおろし、人間にまた化けて兄様からビンを受けとる。


刀で手首を斬り、私の血を半分いれて、総司と向き合う。