お面妖狐







『はぁっ…はぁっ…』





屯所の前につき、人間の姿に化け、総司の部屋に向かった。





「白夜さん!!!!!」


『そ…うじっ…!!!!!』





部屋に入ろうとしたら、横から汗だくの総司。

すぐに総司に抱きつく。





「白夜さん!!どこいってたんですか!!!」


『総司!!!!お願い!!!!
血…わけてっ…!!!』


「……血、ですか?」





いきなりのことに総司は目を丸くする。





『母様と父様を助けたい!!
そのためには、総司の血が必要だから!』





総司は少し考えて、私に微笑んだ。





「わかりました」


『ありがとう!!』





ビンを出そうとすると、ビンがない。





「どうしました?」


『…ビンが、ない…』