ブワッ





みんな一斉に半狐の姿に変わり刀を構える。

相手の羅刹も鬼の姿に変わり、刀を構えた。





【最後の妖怪戦だぁ!!!!
やれぇ!!!!!!】





羅刹の奴らから斬りかかってきて、私達は受け止め、斬り、受け止められなくて、斬られ。

まるで、地獄絵。





『これ飲んで!!』


【ゴホッ。ありがとうございます。白夜様】





ビンに入った血を深い傷をおった仲間に飲ませる。

今日は満月か…。




キンッ ザクッ




羅刹はまだいる。

こっちで無傷なのは、私と兄様と一馬だけか。





「白夜、一馬。力発揮するよ!」


『「はい!」』





無傷の私達だけで、力を全部発揮する。



妖狐には、もう一つ、違う姿がある。

だって、神から認められてるんだから。