「いや、思っただけです。
和歩が海外挙式になるかもって聞いたんで。
この間、ショッピングに行ったとき、なんとなく、旅行代理店で見たんですよね、パンフレット。
私も飛行機も海外も苦手だけど。
バリとか素敵だなーって」
と天蓋を見上げて言うと、その視線を追い、
「お前、今、俺を断るために、考えついたろ、それっ」
と言い出す。
「わかった。
うちの式場はキャンセルしろ」
「は?」
「バリで挙式してやる。
結婚しろ」
「……えーと。
パスポートが」
「今すぐ取りに行け。
俺と一緒に行こう。
どうせ、和歩の式でいるかもしれないだろ。
そうだ。
先に俺たちが結婚するのなら、俺も和歩の式に出るからな」
「ええっ」
和歩が海外挙式になるかもって聞いたんで。
この間、ショッピングに行ったとき、なんとなく、旅行代理店で見たんですよね、パンフレット。
私も飛行機も海外も苦手だけど。
バリとか素敵だなーって」
と天蓋を見上げて言うと、その視線を追い、
「お前、今、俺を断るために、考えついたろ、それっ」
と言い出す。
「わかった。
うちの式場はキャンセルしろ」
「は?」
「バリで挙式してやる。
結婚しろ」
「……えーと。
パスポートが」
「今すぐ取りに行け。
俺と一緒に行こう。
どうせ、和歩の式でいるかもしれないだろ。
そうだ。
先に俺たちが結婚するのなら、俺も和歩の式に出るからな」
「ええっ」



