月曜日。
待ち合わせのバス停に、一真はもう来ていた。
今日は休みだったのかな、とふと思う。
「昨日、会ったんだろう、和歩の嫁に」
開口一番そんなことを言ってくる一真に、
「先輩は超能力者ですか」
と瑠可は言った。
「あいつの噂は、すぐに広まるからな。
ところで、今日はお前の奢りな」
と言う一真に、
「わかってますよ」
と言うと、
「肉が食いたい、肉が。
こんな肉が」
と指で、そのサイズを示してみせる。
「……無理です」
予算を遥かにオーバーしそうな厚さだ。
「よし。
じゃあ、肉買いに行こう」
「は?」



