瑠可が鼻唄混じりに歩いて行く音が聞こえた。 もう足は引きずっていない。 さっきのは、ぶつけた自分に対するパフォーマンスだったんじゃないだろうな、と思った。 不思議なリズムで降りていく瑠可の足音を聞いているだけで、やっぱり、少し幸せになれた。