瑠可は今日は出かけているらしい。
瑠可が居ないと家の中が静かだ。
最近、仕事がハードなのだが、よく眠れない。
和歩は、今日こそ、早く寝ようとベッドに入っていたが、やはり、眠れなかった。
少し暑かったので、カーテンを閉めたまま、窓を開けていた。
風に揺れるカーテンで、外からの光も揺れる。
天井に映るそれを見ながら、水の中みたいだな、と思っていると、そうっと鍵を開け閉めする音が聞こえた。
両親はもう寝ている。
瑠可が帰ってきたのだろう。
足音を忍ばせ、階段を上がってきているようだった。
少し迷って起き上がり、ドアの前まで行ったが、自分の部屋へと向かう瑠可の足音が通り過ぎるのを、ただ聞いてた。
瑠可の部屋の扉が閉まる。
まあ、まだ風呂に入ったりするのだろうが。
ベッドに戻り、横になる。



