わたし、式場予約しました!

「違う。
 お前だから、紹介したんだ。

 万が一、瑠可とくっついても、悔しくない相手だと思ったから」

 すると、少し間があり、

「……ありがとうございます」
と岡田は言った。

「でも、一真さんらしくないですね。
 なんで、瑠可さんに言わないんですか?」

「いや。
 ちょっとあれは……いろいろとやりにくい事情があるんだよ」

 今度俺の話も聞いてくれよ、と言うと、岡田は笑い、
「わかりました」
と言う。

 電話を切って、一真は溜息をつく。

『それ、高校生だったからですよね』
と言った瑠可の言葉を思い出す。

「高校生でもないんだよな……」

 そうぼそりと呟き、スマホをしまった。