わたし、式場予約しました!

「お前の書いた条件通りだったろうが」

 ま、そうなんですが、と思っていると、
「お前の条件にぴったりの奴の中で、あいつが一番いい奴だから、連れてきたんだ」

 そんなことを一真は言い出す。

「あ、ありがとうございます」

 なんだ。
 一応、真剣に考えてくれていたのかと感謝した。

 振っていた手を下ろした一真は溜息をつき、
「もう一件行くか」
と訊いてきた。