「えーと、あの。
相手が見つかったって?」
「探してやったんだよ、お前の条件に合う男を。
苦労したぞ。
俺の周りはイケメンが多いからな」
となんの自慢だかわからないことを一真は言い出す。
「この日曜でどうだ」
どうやら、日曜にその相手と会え、と言っているようだった。
「俺は日曜は忙しいんで、ついてってはやれないが」
「いや、それが、日曜はちょっと」
「じゃあ、木曜だ」
早くなってるしっ。
「木曜の夜な。
お前、仲町のシャンテって店知ってるだろ」
「え。
はい」
と言ったものの、なんで、知ってることを知っている、と思った。
「あそこに八時だ。
絶対来いよ。
イケメンじゃなくて、なにも出来ないトボケた男を連れていくから」
「まさか、本人に、イケメンじゃなくて、なにも出来ないトボケた男を探している女が居るとか言ったんじゃないでしょうね」
と言ったのだが、相変わらず、一真は聞いていない。
「じゃあ、八時にシャンテな」
と言って、返事も聞かずに電話を切った。
学生時代のまま、何様な男だが、これで、本当に客商売が成り立っているのだろうかな、と瑠可は沈黙したスマホを見つめ、小首を傾げた。
相手が見つかったって?」
「探してやったんだよ、お前の条件に合う男を。
苦労したぞ。
俺の周りはイケメンが多いからな」
となんの自慢だかわからないことを一真は言い出す。
「この日曜でどうだ」
どうやら、日曜にその相手と会え、と言っているようだった。
「俺は日曜は忙しいんで、ついてってはやれないが」
「いや、それが、日曜はちょっと」
「じゃあ、木曜だ」
早くなってるしっ。
「木曜の夜な。
お前、仲町のシャンテって店知ってるだろ」
「え。
はい」
と言ったものの、なんで、知ってることを知っている、と思った。
「あそこに八時だ。
絶対来いよ。
イケメンじゃなくて、なにも出来ないトボケた男を連れていくから」
「まさか、本人に、イケメンじゃなくて、なにも出来ないトボケた男を探している女が居るとか言ったんじゃないでしょうね」
と言ったのだが、相変わらず、一真は聞いていない。
「じゃあ、八時にシャンテな」
と言って、返事も聞かずに電話を切った。
学生時代のまま、何様な男だが、これで、本当に客商売が成り立っているのだろうかな、と瑠可は沈黙したスマホを見つめ、小首を傾げた。



