わたし、式場予約しました!

 一真は車に乗り、窓を開けて言う。

「家の中ならいいんだな」
と。

「先輩っ」

 車はそのまま走り去った。

 車のテールランプをみながら、やれやれ。なんだったんだ、と瑠可は思う。

 今日は、昨日のボルダリングのせいで筋肉痛だし。

 早くにお風呂に入って、ゆっくりだらだらしようと思ってたのに。

「……なんだかなあ」
と呟き、瑠可は家へと戻っていった。