わたし、式場予約しました!

「瑠可。
 再会するたびに、やっぱりお前のことが好きだと思うし。

 変わってくお前を見て、前より今の方が、より、俺に合っていると感じるんだ」

「なんですか、それは」

「お前は、俺に合うように変わっていってる気がするんだ。

 顔も身体も、性格も」

 うーん。

 自分がどう変わっていってるかなんて、自分ではよくわからないけどな、と思う。

 まあ、友だちでも、ずっと一緒だとその変化がわからないけど。

 しばらく離れてると、あ、此処、変わったな、と良くも悪くも思うことがある。

 一真とは出会ったり離れたりを繰り返しているから、より、それを強く感じるのだろう。

「お前、なんで和歩に好きだと言わなかった」

「えっ。

 だって……おにいちゃんが一生懸命黙ってくれてるのに悪いかと思って。

 おにいちゃんは、小さかった私が本当に里さんの子供だったこと、忘れてると思ってるのかな、とか思ったり」

「じゃあ、キスしちゃ駄目だろ」

 まあ、そうなんだけど……。

「そうでなくとも、私はお母さんたちを裏切れないと思ってた。

 此処まで面倒見てもらって、もう今日から家族やめますとか言えないですよ」