「最低だね、竜二」 竜二くんを叩いたのは私ではない。 「彩月…」 彩月が私の前に立ち、 竜二くんの頬を叩いた。 なんでいるの? 「こんないい女がいるのに浮気なんて最低だな、てめぇ」 「悠真!?」 その隣には山中くんもいた。 宙人も少し驚いているようだった。