「失敗しないでよ…萊。」

黒髪を風になびかせた少女は言った。

「ごめん…」

萊と呼ばれた少年は、謝った。

「翠は成功させてよ……?」

「もちろん。当たり前でしょう?」

翠と呼ばれた女性は、ニコリと笑った。

「ターゲットは……自分が傷付くのと……自分のせいで他の人が傷付くの……どちらを選ぶ?」

「……ゲームはまだ……始まったばかり……」