「ん…」 まずい。起こしてしまったか? 急いで冷蔵庫の扉を閉め、平然を装い冷蔵庫から離れる。 「あれ?帰ってきてたんだ…」 「あ、うん。遅くなってごめん」 寝起きでぼうっとしているのかしゃべりがゆっくりだ。 「眠くて寝ちゃってた。ごめん、ご飯は出来てるよ」 「ああ、そう。ありがとう」 「ううん。冷めちゃったから温めるね」 そう言って手際よくこなすゆあ。 暮らし始めたころは、レトルトしか出来ないと言っていたのに驚きだ。