青蒼の夜半に、闇色の鳥を

「兄上!」



 鮮血が弾け飛ぶ。



 白い女神の頬にも、

 艶やかな大理石の棺にも、

 褐色のシェイスの肌にも

 ――ウルジャスの、伸ばした指先にも。