「………薺、なんか様子がおかしい。 一旦戻ってーーーーッ‼︎?」 パァンッッ! 「久遠ッ‼︎」 「ッか……、はッ」 いきなり響いた銃声 久遠の身体が、彼の血で紅く染まっていた。 「ッ……!」 私は急いで久遠の前に立ち、拳銃を構える。 足元に広がる、彼の紅い血。 ーーー私の視界が、紅に染まる。