あの日の桜は。【大幅修正中】



 そうだったのか。まぁ、そりゃそうだよね。

 人が取ろうとしているものを横取りなんてしない人だと話していてそう思った。

「ありがとうございます」

 受け取りながらそう言った。

 僕たちはそのままレジの隣同士でお会計を済ませ、外に出た。

 彼女は重たそうな袋を大量に持ち帰ろうとしていた。

 その量を徒歩で持って帰るの!?

「あの、よかったら持ちましょうか?」

 本当にそれはすんなりと口から出た言葉だった。

  譲ってくれたお礼がしたいというのもあった。