あの日の桜は。【大幅修正中】


 また、マツ先にでも呼ばれたんだろうな。

 あの人、やたら俺らに絡んでくるし。

「たまには、ねぇ?いいことがあったとかじゃなくて?」

 何もかもお見通しだというように千景は意味深に俺のほうを見た。

 いいこと、なのかはわからないけれど。

「女に会った。引き付けられるようなそんな奴。なんだろうな、本能的にというか感覚的に、こいつとは深くかかわるだろうなってそんな気がした。いいことなのかはわからないがな」