演劇か、誰が白雪姫やるんだろうなぁ。 王子はたぶん陸だろうし、私は裏方の照明とかやりたいなぁ。 「じゃあまず、王子は赤松な」 えぇ!!立候補じゃないの!? 心の中でそう思った。 決定事項かのように黒板にさらさら名前を書いていくまっつん。 当の本人はげっという顔をして眉を寄せている。 「マツ先―!なんで俺なんスか!?」 机を手でトントン叩きながら陸が文句を言った。 どんどんまっつんの顔が怖くなっていく。