あの日の桜は。【大幅修正中】


 幹部室を出るとみんなに声をかけられた。

「はい、もうそろそろ今日は。また来ますね」

 そう言って笑い、たまり場から出た。



「じゃあ、歩きますか?」

 外に出るなり千景にそう聞いた。

 ここから家まではそうかからない。

「やっぱ気づいてたんだぁー?道理で俺を選んだと思ったよ」

 向こうも私と二人きりの空間を作るために送るなんて言ったのだと思う。