「はい、どうぞ」
「ありがとう」
そう言って、僕のあげたスポーツドリンクをおいしそうに飲む紡。
なんかもう思わずギュッとしてしまいそうなぐらい可愛い。
練習を終えて、帰りに寄ったコンビニで一休み。
初めの方は紡が逆足を出したり2人して転んだり、うまくいかなかったけど最後走った時には息の合ったいい走りが出来たと僕は思った。
「これも大和のおかげだな…」
なんて呟くと隣でクスクス笑う紡。
「どうしたの?」
「いや、やっぱり2人は仲良しなんだなと思って」
「そうだね…大和はいいやつだよ」
後でさっきのこともちゃんと謝っておこう。

