でもさすがに、今回は今までと訳が違う。




足は縛るし、肩も組まないと上手く走れないだろう。



だいたい紡は僕なんかと走ってくれるんだろうか?




そうこう考えている間に、紡と2人きりになる放課後の時間。




「時継、また明日な〜♪」





なんて、大和はものすごく上機嫌で部活に向かっていった。