「じゃー、決まり。続きの打ち合わせは…」 「お昼休みに生徒会室でしましょう」 そう口を挟んだ紗良は俺に微笑んだ。 「そうでしょ? 」 だから俺もきちんと返した。 「ありがとうな…」 その先を一瞬迷った俺は、ニヤリと笑うと続きを口にした。 「かいちょーさん」 「なっ…」 紗良は目が点になっている。 俺はそれを見て笑いだした。 俺はせいぜい、目の前にある紗良の間抜け面で笑うさ。