大っ嫌いだ、ばかやろう!-最強ヤンキーの不器用な溺愛-

「あのさ………佐伯」



囁くような高田くんの声に、どきりと心臓が跳ねた。



「赤川先輩のこと………好き、とかじゃない?」



高田くんが真剣な眼差しでそう訊ねる。


あたしはごくりと唾を飲み込んだ。



え………それって、どういうこと?


なんでそんなこと訊くの?



もしかして………もしかする?



「………なっ、ない! そんなことない!」



あたしはどきどきしながら返した。


高田くんがふわっと笑う。



「そっか。よかった。

じゃ、これからもラインしていいよな?」



もちろんですとも!

と叫びそうになったけど、もうどきどきしすぎて声が出ない。



あたしはこくりと頷いた。