大っ嫌いだ、ばかやろう!-最強ヤンキーの不器用な溺愛-

遊ぶって言っても、それは「一緒に」楽しく遊ぶって意味では、もちろんなく。


あいつが「あたしで」楽しく遊ぶ、ってことだったわけで。



スカートをめくられたり、


お気に入りのワンピースに泥をつけられたり、


水鉄砲を持ったまま追いかけられたり、


その頃は背中の真ん中くらいまで伸ばしていて、いつもツインテールにしていた髪をぐいぐいと引っ張られたり、


テレビが何かで覚えたらしいプロレス技を容赦なくかけられたり、


捕まえてきたカエルだとか、セミの抜け殻なんかを、顔の前に突きつけられたり、


好きでもないヒーローごっこをさせられて、「お前負けたから駄菓子屋いってこい」とパシられたり、



文字通り毎日あたしは泣かされていた。



………あぁ、思い出しただけで怒りがこみ上げてくる………。


まさに黒歴史だ。


思い出したくもない悪夢。