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どういうことだろう?
あたしが高田くんとラインを始めたころに龍生の元気がなくなって。
あたしが高田くんと気まずくなったころに龍生の元気が戻ってきた、って。
そんなの、普通に考えれば………そういうことになる。
たぶん金森さんと灰谷さんが言いたかったのは、そういうこと………だよね。
つまり、龍生が、あたしのこと―――
す………
―――いやいやいや、ないでしょう!
それはないわ!!
自分の考えに笑えてくる。
いくらなんでも、それはありえない。
今までの龍生の言動の数々を思い出してみると、
やっぱり龍生は、あたしをひまつぶしのおもちゃ代わりに使っているとしか思えない。
だって、『お前は子分だ』って豪語してるんだから。
自分の好きな女の子を子分にしようなんて、そんなバカなこと考える男がいるわけない。



