大っ嫌いだ、ばかやろう!-最強ヤンキーの不器用な溺愛-

あたしと龍生が言い合っていると。



「はいはーい、そのへんにしとこうねー」



金森さんが苦笑いを浮かべながら間に割り込んできた。



「そういや龍生、昼飯くいおわったら職員室こいって担任に言われてなかった?」



金森さんが言った瞬間、龍生が「あっ!」と叫ぶ。



「しまった、忘れてた!」


「早く行かねえと、また説教されんぞー」



灰谷さんがにやにやしながら言うと、龍生が「うるせー!」と怒鳴りかえす。



「おい、鞠奈!

続きは放課後だぞ!

ちゃんと待ってろよ!

帰ったりしやがったら承知しねえからな!」



龍生はあたしに向かって叫びながら、慌てて荷物を片づけて、階段を駆け下りて行った。



………まったく、騒がしいなあ。


高校二年生とは思えないよ。