大っ嫌いだ、ばかやろう!-最強ヤンキーの不器用な溺愛-

「………ってこと。分かった?」



「なんとなく………」



「つまり、be動詞と基本型の動詞は並べて使ったりできないの!

だから、I am goとか、You are playとかはありえないの。

さらに言うと、〇〇に行く、はgo to 〇〇だからね?

to抜かしちゃだめだから」



龍生が書いた英文を一つずつ添削していくと、龍生は「おーっ」と感動したような声をあげた。



「すげえ! 鞠奈、お前って本当に賢いんだな」



………これくらい、中学生でも出来るってば。


でも、あたしはその言葉をのみこむ。



なんでかって?


龍生に尊敬の眼差しで見られたのが嬉しかったのかな。



そのとき、下のほうから足音が聞こえてきた。


目を向けると、手すり越しに、あざやかな金髪とアッシュのつんつんヘアーが見えた。