大っ嫌いだ、ばかやろう!-最強ヤンキーの不器用な溺愛-

―――うわ。うわ。


なにこれ………。


ちょっと待って、いきなりすぎて、心臓も顔もやばい。



高田くんの大きな手のひらが、あたしの手の甲を包み込んでいる。


慣れない体温があたしを動揺させる。



どきどきしながらちらりと横を見ると、高田くんの目があたしをじっと見つめていた。


その目がゆったりと細くなり、高田くんの手がするすると動く。


気がついたら、高田くんの手はあたしの手のひら側に回っていて、そのまま指を絡めてくる。


いわゆる恋人つなぎというやつだ。



高田くんはすいっと視線を戻した。


あたしも同じように前を向いたけど、全神経が手に集中してしまう。



ふれあう手のひらの感触。


どちらからともなく汗ばんできて、しっとりと湿っている。