赤い顔してしてうつむく私に
「行くぞっ。」
笑いながらそう言って歩き出す先生。
「え!いいの??」
……送ってくれるのかな???
そんな期待を抱きながら、先生の後ろについて靴箱への階段を降りていく。
返事はくれない先生。
お子ちゃまな私はどっち???って返事が欲しくなってしまうけど、少し焦らすそんなところ大好きなんだぁ。
ドキドキドキドキ…
靴をはきかえると、先生の大きな黒い車の前へ向かう。
「…今日だけ特別だぞ!乗りな。」
「わぁ、やったぁ!ありがとう先生。」
嬉しくて嬉しくて、胸の奥から込み上げてくる笑顔を抑えきれずに背の高い先生の顔を見上げる。
2回目のドライブだぁ。
もう日が暮れて、夜のドライブ。
また幸せな思い出が増えるんだ。
先生……ありがとう。

