ドキドキして倒れそう。
今の一瞬で、私はいろんなことを想像してしまう。
先生…自分の魅力にちゃんと気づいてる??
「先生お弁当食べていいよ。ふふふ。」
「食べながら教えれねーじゃん。」
「こんにちはー!」
何かの業者の人が先生の元へ来た。
ヒレカツをパクっと食べた先生は、慌てて立ち上がって話をしている。
ペコペコ頭を下げながら、
「はい!よろしくお願いします。」って。
そんな姿を初めて見た。
先生の大人な姿を頭に焼き付けてジっと見つめる。
すると…先生の口元にトンカツの衣のカスを発見。
ふふふ。先生大好き。
気づかずに真剣な顔して話してる姿を、ばっちり記憶に留める。
この横顔を忘れたくないな。
私だけしか見たことがない先生のかわいいとこ。
はぁ。可愛い!!きゅんきゅんする。
話が終わって席に戻ってきた可愛い先生に、こっそり教えてあげる。
「先生、ついてるよ~ここ!ふふふ。」
「は???何が?」
先生は半信半疑で指で探す。
見つけたカスを手で払うと、また照れる。
可愛い……。
先生は照れると口が悪くなるんだぁ。
ふん反りかえって
「うるせぇー。食事してんだから当たり前じゃん。」
ってはにかみながら言う。
先生と一緒に、ご飯が食べたいな。
そしたらどんな顔見せてくれるのかな。
どんな風に食べるのかな。

