なっ！

なんでいつも風紀委員の人たちは私よりあの子を愛すの意味がわからないっ！

だってそうじゃないだって愛されるべきは私あの子より何倍も可愛いじゃない！

なのに、何で？

「みんなライトさんたちと知り合いだったんだね！」

つーかヨゾラちゃんはヨゾラちゃんできもかわいくないんだから！

私のほうが絶対かわいいのよ！

「そーだよぉお姫様」

ホント腹立つ

「ヒーちゃん立てる？」

「う、うん、だいじょぉぶだよぉ？」

そう言って立とうとした時だった

「いった、」

あ、足が動かしたら、いたい？

嘘？！

「ヒーちゃん！足、痛いの？」

「う、うん、足首が動かせないのぉ」

「ヨゾラさんとぶつかった時に痛めたんですね、ヨゾラさんは大丈夫ですか？」

私だけ心配しとけばいいのに何でヨゾラちゃんにまで心配すんのよ！

ていうか何で？

さっきまで動いたのに

それにぶつかるときはいつも自分が何ともならないように気をつけてぶつかってたのに

何で？

「私はちょっと壁に体がぶつかっただけなので大丈夫ですけど、ヒカリさん！大丈夫ですか？ごめんなさいぶつかっちゃって！」

うざいのよホント

昔のこいつもうざかったけど今のこいつは違う意味でうざい

「ううん、私もゴメンねぇ、はしゃいでてまえ見てなかったからぁ、でもヨゾラちゃんに何もなくてぇヒカリぃホッとしたぁ。」

ふん、ほんとにこんな事思ってるわけないじゃん

「そうだ、お姫様は悪くない、この女が走ってぶつかってきた、それだけだ、元話といえばみんなこいつが悪いんだからな」

なんなの！ホント風紀委員嫌い！

「言いすぎですよ、ヒョウゲツ、ゴメンね？ヒカリちゃん大丈夫あとで保健室で冷やしてね？足」

でもほんとに風紀委員は嫌いだけどミヤビ君とグレンはべつぅ

だっていっつも話しかけて守ってくれるしぃ

風紀委員のこといろいろ教えてくれるもの